日曜日のカギ騒動 その二

　日曜日、はるっぽの散歩中
　家のカギをかけられてしまい、
　しかも携帯も、もってなかった私。
　二軒隣の律子ちへ電話を借りに行くことに・・・。。


慌てふためく、私、状況を理解できないでいる律子。
「ごめん、携帯借して、説明はあとにするから」と
律子の携帯を奪うように受け取りました。

　一瞬、私の実家に架けること躊躇しました。
　ほぼ、帰省のたび半永久的に笑いの
　ネタにされる事は、目に見えています。
　でも背に腹はかえられません。

　実家母の言う番号を、律子にメモしてもらいました。


そしてすぐ、るっち（夫）に電話です。

「電話にでて～」祈るような気持ちでした。

コール音が聞こえてきました。！
もしかしたらまだ電車乗ってないかも！

でも、でません！
いや、もう電車に乗ってる。

留守電になります。
これであきらめたら、電車は地下にもぐり、つながらなくなります。

しつこくかけ続けます。
コールしては、留守電をくりかえして、４回目。
不信気な声のるっちです！つながった！

　「もう電車の中だし、今日は遅刻できない打ち合わせが、入ってるから
　どうしようもできない、会社の近くにきたらまた電話して」
　llllll(-_-;)llllll

社会人としてはきわめて常識的な、
でも私にとっては残酷な言葉を残して
電話はきれました。。


るっちの会社は、都内某所。

←あくまでもイメージ




　そのときの私。もう春というのに、冬物の茶色のジーンズ
　普段着のジップアップのトレーナー
　そしてジョギング用のスニーカー。
　１００均で買ったお散歩グッズ用バッグ。
　所持金ゼロ、携帯無し。
　髪はぼさぼさ、もちろんノーメイク。



こんな姿で、電車乗りたくな～

こんな姿で、オフィス街歩きたくな～



絶対にいやああ～



こんなわがまま、

言ってる場合じゃないんですけどね(^▽^;)

そ、それに、このイヌ！

どうするのさ？一緒に連れてけないし、

外においとくのも心配だし・・・

((((＿ ＿|||))))ﾄﾞﾖｰﾝ


そうしているうちに、律子のダンナ、博さんがでてきました。
一緒にうちに戻り、もう一度窓をみてまわりました。
そして、もしかしたら二階リビングの窓が開いてるかも
ということで、脚立を持ってきて
二階のベランダに博さん、登り始めました。

あわ～い期待で、脚立を抑えておりましが　(-m-)” ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ
期待は見事にはずれました。
鍵がかかっていたのではなく、
脚立がベランダに届きませんでした(-_-;ｳｰﾝ

さあ！！どうする！？


　・律子にお金借りて、恥を忍んでるっちの会社まで行く。
　・鍵の１１０番を呼ぶ。（費用１万程度かかるらしい）
　・このまま、夜８時まではると時間つぶす。

　究極の選択、あなたならどれを選択しますか？



どうしよう・・・どれも嫌なんですけど・・・
おばちゃん丸出しで電車乗るか・・な・・
と思い始めた頃、

博さんが、言った一言で事態は急転直下解決の方向に向かい始めたのです。

長くなったのでつづく


　　　　　　　　　　　　　いつも応援ありがとうございます。