歯医者で紅茶を その３

初めて、顎関節症を扱う歯医者を訪れたのは、
突然、顎に激痛が襲ってから数日がすぎていました。

顎の痛みは日に日に弱くなってきました。
最初は指一本分しか開かなかった口も
指が3本入るまでに回復していました。

このまま放っておいても大丈夫かなと思う反面
またあの激痛と、食事がとれなくなるかもという恐怖に
襲われるのかと思うと
やはり、一度みてもらうことにしました。













初めての歯医者さんで驚いたこと、
それはオートロックでした。

今まで、予約しても1時間は待たされ、
診察室に入れば、数台並んだ診療台に座らされ、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
先生があちこちの診療台をいったりきたり、
子どもの泣き声と母親の叱る声が響きわたるような
歯科に通っていたので、

ゆったりと落ち着いた待合室や
静かに流れる音楽、さらに個室の診察室に
少し安心した気分になったと同時に
ああ診療費が高いのかなって
不安も大きくなってきました。

保険外治療は覚悟しているものの、
ネットの口コミだけで飛び込んだ歯医者です。

そんなことを思っているうちに
名前を呼ばれ、カウンセリングルームに通されたのでした。