はるっぽあるがままの自分で

主婦ですが　雨の日は　ブログかな

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2024/11/24 (Sun)

すっかり、春になりました。
小さな庭に植えたアッツ桜が、今年も花をつけました。

先日今年度最初の患者会に参加したときのこと。
小さなグループで、お互いの近況、
治療や副作用や、乳房再建や
自分のことや家族のことなど
話しながら、聞きながらの
時間をすごしました。

そのとき、私と同じ年の方が
悩んでいることを話されました。

彼女は、トリプルネガティブといって

・エストロゲン受容体
・プロゲステロン受容体
・ＨＥＲ－２　

すべてが陰性で
このタイプの乳がんは、
ホルモン療法や化学療法などの
通常の乳がん患者には効果的な
治療法を用いることができない
タイプなのだそうです。

それでも抗がん剤は術後に受け、
カラダの調子がおもわしくないそうです。

彼女には高校三年生になる息子がいて
希望する学部が、首都圏の大学にはなく
家を離れて、しかも私学の大学生活になるそうです。

病気になる前は
PTA活動や仕事に、バリバリがんがっていたのに
今、お金が必要な時期に、月2万ほどかせぐのが
精一杯、そんな自分が情けない・・・と。
息子は奨学金の手続きを進めているけど
親として情けない、なんとかしてやりたいけど
できない自分にイラだっているそうです。。

確かに、治療にもかなりのお金がかかるし
私は子どもがいませんが、
40代後半は、子どもたちに
一番お金がかかる時期でもあるんですよね。
イラだつ気持ちもわかります。

でも、思うのですが、
あるがままの自分を、うけいれるしかないんですよね。
片方の乳房が、なくなってしまった自分、
治療の副作用で、思うように働けない自分、
女性ホルモンをとめて、更年期をつくらなきゃいけない自分
そんな今の自分がすべてなんです。

健康だった
病気前、若い頃、
過去の自分と比べてもしかたありません。

これから、年を重ねるつど、
もっともっと、できないことが増えるはず。
それも自分自身。

そしてまたこうして春を
迎えられた事を喜びましょう。

でもそんな弱さを話してくれたこと、
共感することしかできないけど
うれしかったです。

2009/04/22 (Wed) ⑦乳がん☆ディリ-がん患者☆ Trackback() Comment(7)

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» そうですね・・・

ガンという病気になったことは特別な風に感じるかもしれませんが、ガンではない私は健康でしょうか？いいえ・・・決してそうではないです。もちろんはるさんよりもずいぶん年上ですから比べられませんが、あれだけよく見えていた目も老眼になり、軽々と動けていた身体はギシギシしていて朝起きてまず感じるのは「あっ！今日はどこも痛くないな！」です。
確かに”健康でない”というのは辛いことですし、リスクにはなりますが、それも『自分』ですよね！痛いとか辛いとかは誰にも代わってもらえません。でも反対の側から言えば「辛いこととか痛いのは代わってあげられない」のですよね。
みんな生きている限りいろんな思いで生きているのです。はるさんの言うとおりこれら全てが私なのです。可愛い可愛い自分なのです。出来なくなること増えますが頑張ってる自分は大事に見守ってあげましょ！
そのお友達も息子さんや周りの人に甘えられたらもっと楽になるのにね・・・

MUNI URL 2009/04/22(Wed)23:15:05 編集

» MUNIさん

私も、朝起きて、体調がいいときは
気持ちも晴れやかで行動的なりますが
年とともに、そんな朝を迎えられない日も
ありますよね。
そう、健康でない自分を
早かれ少なかれ認めざるをえないのですが
すぐに受け入れられないこともあり
特に子どもにかかわることなので
なおさらなのかなと思いました。
はやく楽な気持ちになれればいいなと思いました。

2009/04/24 13:36

» お変わりありませんか

ご無沙汰しております。その後。お変わりありませんか。
ランキング応援ポチッです。

鷲谷芝嵐 URL 2009/04/23(Thu)08:37:29 編集

» 鷲谷芝嵐さん

お久しぶりです。
最近更新もおともだちブログ訪問も
滞ってしまってます。
懲りずに仲良くしてくださいね～

2009/04/24 13:37

» 無題

あつこさん、私乳がん検診受けます！
と、言っても抽選で当たればですが…
余命一ヶ月の…のキャンペーンで20代30代対象で検診カーが来てくれるようです。
それに応募しました。応募するのも迷いましたが、ちょうどお休みの日なのでいい機会だし
母も行ってみればいいじゃない。と言うのでとりあえず応募してみました。
挟むほどの胸がないのが気がかりです…
あつこさんのブログを見ていろいろ考えるようになったし
去年、母もひっかかってるし自分でも気になる事があるし
ずっとモヤモヤしてるのも嫌なので
ちょっと怖いけど、当選すればいいな～と思ってます。
記事とは関係のないコメントになってしまってすみません。。

aimi URL 2009/04/23(Thu)12:50:24 編集

» aimiさん

よかった～
実はお母様の話を聞いたときから
ずっとaimiさんはと心配しておりました。
私がaimiさんくらいの年齢の時は
乳がん検診なんて考えもしませんでしたから
人に強くは言えないんですけど。
でも受けたほうがいいです。
当選すればいいですね。
胸はなくても大丈夫だよ（笑）

2009/04/24 13:40

» 無題

癌、老化、またまた　癌か？？・・・・　次は何だぁ～～！！！って思うほど、次々と問題が追っかけてきます。
でもね、そんなに深刻じゃないんです。
1回は癌を克服したと思ってますから

　　思い起こせば、若い時から、良性ですが、ポリープができたり、骨腫ができたり。そんな体質なんです。仕事もそのせいで辞めなきゃいけなかった事もありました。
おかげで、今のお花の仕事が出来ています。体力回復の為に始めた　アジリティーが何よりの楽しみになってます。
出来ない事を悲しむより、まだまだ出来る事を探して　楽しみに変える。　
人生、ま～～だま～～だ　いっぱい頑張れるし、楽しめますよね。
ハハハ・・・、何か　力が入ってしもうたね！！

はるぷく 2009/04/23(Thu)23:28:52 編集

» はるぷくさん

ポリープができやすい質なのですね。
私もそういえば10年位前
胃カメラのんだとき
ポリープがあって
その場でとってもらいました。

はるぷくさん、
本当に楽しんでいらっしゃる、
ブログからもよくわかります。
私も楽しいこと
これからもっともっと
みつけたいです。

2009/04/24 13:44

» 無題

ジン・・・ときました。
あるがままの自分を受け入れるって
簡単そうでかなりむずかしいことかも。

勇気をもらいました。
あつこさん　ありがとう。

菜の花子 2009/04/24(Fri)11:35:33 編集

» 菜の花子さん

そう、特に子どもにかかわることだから
母親としたら、当然考えることですよね。
私は母になったことがないから
母親の気持ちが実際には
わからないところも
あるのですが、
やっぱり、私が同じ立場だったら
同じように思ってる気がします。

人それぞれ、受け入れられるようになるまでの
時間は違うと思いますが、
認めることによって楽になるはずです。

2009/04/24 13:49

» お久しぶりです

こんにちは。ノンノンです。
以前からあつこさんが参加されている患者会、羨ましいな。。。と思ってました。
私の病院ではそういうのはないし、同病の知り合いもいないので、ひたすらネットで同じような人の情報を探しています。
この間病院で待っている時に２人の患者さんがやはり乳がん患者さんらしく薬の副作用やりんぱ浮腫のことについて話してて、うんうん私もそうだよ・・・と心の中で同調しちゃいました。
勝手にあつこさんが唯一の同病フレンドなんて思ってる私をお許しくださいね！

ノンノン 2009/04/24(Fri)20:44:41 編集

» ノンノンさん

わかるわ～
私も、病院の待合で
同じようなこと思ったことがあります。
私もノンノンさんを
乳がんを患ったともだちの
「ちちとも」と思ってますので
よろしく～～（＾＾Y”

2009/04/25 23:54

» 不安はいろいろ

こういう話を聞くと、どんな状況でも不安はあるんだな～と思います。私の場合は独身なので、ずっとこのまま独りなのかな～と不安に思ったりしちゃいます。今の自分を受け止められれば前に進める気がしますが、まだ難しいです。

コロ URL 2009/04/25(Sat)20:59:39 編集

» コロさん

結婚していても独身であっても
人は、自分自身で受け止められるかどうかだと思います。
なかなか難しいけど、受け止められると
楽になれますよね～
未婚・既婚はあまり関係ない気がします。

2009/04/25 23:59

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