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主婦ですが 雨の日は ブログかな
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乳がん治療のための
入院・手術の記録です。
7月3日午後2時からの手術は
予定通りはじまりました。

さて、今日は手術の内容について、書きたいと思います。

私の胸には、乳房を全摘した傷と、
脇の下に2センチ程の、二箇所のキズがあります。
それは、手術内容が二種類だったからなんです。

・右乳房切除のキズ

ss-200705201623359403.jpg  2.4センチのしこりは、一般的には
  温存手術をする対象ですが
  私の場合は、がん細胞が
  乳頭にまで及んでいるため

温存は難しく、
全摘することになりました。

・センチネルリンパ節生検のキズ

乳房に近い脇の下には
リンパ節が10~30個程
あるそうです。

P1050400.JPG  乳房にできたがん細胞は
  リンパ液に乗って脇の下の
  リンパ節にたどりつき
  そこから全身に転移する
  可能性があるわけです。
  ですから、かつては、
  リンパ節すべてを
  切除していました。

  



しかし最近は、がん細胞が
まず最初に転移する
リンパ節(これをセンチネルリンパ節と呼びます)
を切除し、とりだします。

そして、術中に顕微鏡で、
転移しているかを調べます。
センチネルリンパ節に転移が無い場合は
脇の下の他のリンパ節を切除する必要はないわけです。

もし、顕微鏡で、センチネルリンパ節への転移が発見されたら
ただちに、脇の下すべてのリンパ節を切除することになります。

また、センチネルリンパ節は、
目印があるわけではありません。

センチネルリンパ節を見つけるため
手術のときに色素を注射します。

そして、脇の下を2~3センチ切開して
色素で染まったリンパ節が、
センチネルリンパ節というわけです。

でも稀に、この方法でセンチネルリンパ節を、見つけられないこともあり
この場合も脇の下すべてのリンパ節切除となります。

私の場合、触診でもエコーでもリンパへの転移は無し。
でも術中の顕微鏡検査で、転移があると診断される可能性があるわけです。

P1050379.JPG  手術を受けるにあたり
  何が一番怖かったかというと
  リンパ節転移は無いつもりが
  術後、目が覚めたら
  転移があり、
  リンパ節すべてを切除したと
  聞かされることが、一番の恐怖でした。


P1050200.JPG  私の病棟は6階。
  手術室は7階。
  なが~いなが~い廊下を歩きながら
  エレベーターを待ちながら
  私も私以外の夫も母も義母も
  転移がないことだけを
  祈り続けておりました。つづく



 二ヶ月ぶりのトリミング ワカメ風☆サマーカット

P1050324.JPG  Before











P1050361.JPG







                   After







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