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主婦ですが 雨の日は ブログかな
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乳がん治療のための
入院・手術の記録です。
はじめての手術室は
無機質で冷たい感じがしました。

点滴のスタンドを、押しながら歩いていると
途中、すれ違う看護士さんに
「大丈夫ですからね」って励まされ、
涙がこぼれそうになります。

連れて行ってくださる看護士さんも
「先生はとっても腕がいいですから、
大丈夫ですよ」と言ってくださいます。

P1050228.JPG  

  いよいよ手術室の前にきました。
  「いってらっしゃい、がんばって」
  家族の声が遠くに聞こえました。



扉があくと
廊下があり
廊下の右側に手術室に入る扉がありました。
手術用の看護衣と帽子とマスクを身に着けた
看護士さん二名がでてこられ
「大丈夫ですからね」と言いながら、
私の肩を抱くようにして
手術室に導いてくださいました。

手術室の扉があいて
大きな部屋が目の前に現れました。
真ん中に、ぽつんと冷たい感じのベッド。
その上には手術用の無影灯。
壁側には薬品棚。
そして私のレントゲン写真。

まるで理科室のような無機質な感じ。

足がすくむような気がして
呆然としていると
麻酔医の先生が挨拶されました。
とっても大きな男の先生で
白衣に圧倒され、なんとあいさつしたか
記憶がありません。

ベッドまで導かれました。
ベッドは高く二段ほど階段がありました。
看護士さんが私の肩に手をあて
階段をゆっくり上り、ベッドに腰をかけます。

ふ~っと小さなため息・・・
すると看護士さんに大きなタオルケットを
抱くように言われ、タオルケットを抱いたまま
ゆっくりベッドに横たわりました。
無影灯が大きく大きく感じました。
主治医と麻酔医と看護士二人の
上半身が動いているのがみえます。

看護士さんが私の手術着のひもをはずします。
私は、Tパンツ(手術用紙パンツ)にタオルケットを
かけただけの無防備な状態です。

主治医の先生が
「大丈夫、すぐおわりますからね」といわれました。

麻酔医の先生が私の口元に吸入器をあてがい
たぶん「大きく息を吸ってください」と
二回言われたような気がします。

・・・・


「はるさん」

「はるさん」


「はるさん」


どれくらい時間がたったのでしょうか。
目をあけるとそこには先生の顔がありました。


P1050392.JPG
  あつい~
  ごろごろごろごろ











P1050389.JPG

  あついんですけど~
  やっぱり、ごろごろごろごろ









P1050423.JPG

  去年もらった大理石。

  仔犬だった去年は
  冷えすぎて
  下痢しましたが
  今年は大丈夫、
  お気に入りです。









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はる あつこ
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