入院日記 ７ ～私にとってのナイチンゲール～

乳がん治療のための、入院・手術の記録です。
看護士さんのやさしさは、がんばる勇気を与えてくれました。

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　手術後、爆睡した私ですが、
　午後9時ごろ看護士さんに起こされました。

　まだ完全に麻酔から覚めてないため
　いつものように動けない私に
　「はるさん、がんばりましたね」
　
　看護士さんが、やさしく身の回りの世話をしてくれました。


まず歯みがき。
相変わらず口の中は、カラカラで
自分でも口臭が気になりましたが
嫌な顔もせず
「はみがきするとさっぱりしますからね」
寝たままの状態で歯みがきし
寝たままでうがいをさせてもらいました。

次に着替え。
「ちょっとごめんなさいね」と
手術用の紙パンツの前をはずし
恥ずかしいと思うまもなく
導尿の管をはずしてくれました。
（主治医からはずす指示がでていたそうです）
案外、痛みもなくスポッとはずれるもんなんですね。
「はるさん、その日のうちに導尿とれるなんてすごいですよ」

そして私のバックの中から
下着とパジャマを出してくださり
手術着からの着替えを手伝っていただきました。
「安心して眠ってくださいね、明日起きたらもっと楽になってますからね」

そして、再び眠りについた私ですが、
看護士さんは3時間おきくらいに
様子を見に来てくださいました。

翌日朝、目が覚めると、もう起き上がれる状態でした。
夜勤明けの看護士さんが、疲れた様子もみせず
「おはようございます、わあ、元気そうですね」
笑顔で入ってこられ、冷蔵庫からよく冷えた水を
コップに注いでくださいました。
35時間ぶりに飲んだ冷たい水の美味しかったこと。

私が、この病院を選んだ一番の理由は
乳がんの症例・手術数が多く
先生の評判もよかったからなのですが
それと同時に、先生や看護士さんの対応が
事務的ではなく、私の気持ちを考え
あったかく接してくださったからなんです。

特に手術後一番しんどいときの
看護士さんのやさしさは計り知れないくらい
勇気と希望を与えてもらったと思います。
ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。

さて手術翌日ですが、、カラダに異変がでてきました。つづく

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　キッチンから
　呼ぶと
　いつも
　大慌て。




　毎回
　ぶつかりそう
　になります。