忌野清志郎さんの死によせて

昨夜遅くテレビで忌野清志郎さんが
がん性リンパ管症で亡くなったという
ニュースに衝撃をうけた。

70年代、ラジカセから流れていた
「雨上がりの夜空に」
高校生だった私は
新鮮な気持ちで聞いたのを覚えている。



忌野清志郎さんは2006年7月
喉頭がんであることを公表し
治療に専念。
その後、2008年7月
左腸骨への転移が発覚した。
享年58歳だった。

ガン発覚から約3年、転移から約1年だった。

芸能人が癌で亡くなったというニュースを
耳にするたび、他人事ではない思いがする。
58歳という若すぎる死に、ショックを覚えた。

喉頭がんは喫煙との因果関係が
あきらかになっているが
飲酒歴や胃食道逆流症の影響も
考えられるそうだ。

胃食道逆流症とは、胃酸が
胃から食道に逆流することによって
発生する食道の炎症性疾患で
胸焼けや胸痛の症状がある。
胸痛やつかえ感がある人は
胃食道逆流症かもしれない。

ちょっとした不快感や痛みを
がまんしてやり過ごす人も多いと思うけど
自分のカラダの声に耳をかたむけて
念のための用心を。

「妙に前向きになるのはなぜだろう。
腰にガンが見つかった。
心配はしないでくれ。
このくらいの事は覚悟してたんで、ぜんぜんヘコんでないから。
ブルースはまだまだ続いているというわけだ。
残念ながら夏のイベントはキャンセル、治療に専念します。
楽しみにしててくれたみんなにはゴメン。
でも、すぐに帰ってくるから応援してくれ！　もう一度言おう、夢を忘れずに」

癌再発時の清志郎さんの言葉です。
忌野さんのご冥福をお祈りいたします。

 ←喉頭がんのリンク集もあります。